toggle
2017-09-19

東京・軽井沢研修会【その4】

つぎに訪れたのはこちら。『丸山珈琲本店』建物は普通の喫茶店。店内も普通に落ち着ける雰囲気。気取った感じではない。ただ、このお店、コーヒーに関してのこだわりが凄い。ここの店主は世界各国で開催される珈琲豆品評会に審査員として毎年参加していて、その中でも最高級の豆だけをオークションで落札しているらしい。オークションで落とした豆は下の写真でも分かるように、チラシにびっしりと書かれていて、生産者の名前や顔写真、それぞれの豆の特徴を事細かく書かれてあります。

こうしてチラシに書かれ厳選された豆を、じっくり時間をかけて選んでいきます。ここのコーヒーは淹れ方も変わっていて。一般的なドリップやサイフォンとかでは無く、プレス式という淹れ方で出てきます。よく紅茶を注文すると耐熱ガラスで出て来る容器です。この淹れ方だと普通の豆では、雑味と油分が出てしまい味が濁るそうですが、厳選して選んだ最高級の豆の場合は、雑味は感じないそうです。油分に至っては、風味と香りが閉じ込められていてコーヒー本来の味を楽しめるそうです。

写真がその容器。カップにして2杯は十分に入ります。そしてそのコーヒーの味は、豆の味がストレートに出ていて、風味豊かです。チラシに書かれてある文章を一つ一つ確認しながら、味を楽しみました。こちらの店は西麻布・鎌倉など支店も幾つかあります。最近では軽井沢に出来た星野リゾートのハルニレテラスにも出されています。そちらでは、厳選された豆が数多く売られていました。

つづく

関連記事